A141802 昔の女学生セットA



 過去にブームとなった某ウエイトレス系を意識してラインナップに加えましたが、卒業式や謝恩会などの記念行事に、明治〜大正時代が舞台の演劇や撮影用に、様々な使い道のある、矢羽根模様の着物+袴+赤半幅帯の3点セットです(衿の内側の赤い掛衿は別売)。



※モデル身長、155cm強。

※モデル身長、160cm強。

※モデル身長、165cm弱。


※着物の衿の内側に写っている掛衿(チラっと見える赤っぽいもの)は参考掲載です(セット商品ではありません)。半幅帯(着物と袴の間に見えるウエスト付近の赤いもの)は3点セットの品です。
※衣装は、窓際で撮影した品(窓枠に手を添えて立っている後姿)のみ身長160cm仕立ての他は、全て身長150cm仕立ての同一品による撮影です(色合いが違って見えるのは、撮影時の光線やカメラ等の条件の違いによるものです)。
※写真によって、袴が青みがかった紫や、赤紫に写っているものがありますが、実際に見ると、普通の紫色です。窓際の写真が、比較的実物に近い色かと思います(青背景に白足袋の写真は、ちょっと袴が赤紫に写りすぎているかも…)。
※写真の品は上下とも紫系のセットですが、袴は別の色もあります(着物は紫の矢絣のみです)。
※袴は行灯型(スカートのような、股のない形)です。
※ブーツと合わせる場合は、袴の丈は短めに指定したほうが(一例:身長160cmの人が150cm仕立てぐらいの短めを注文)綺麗なバランスでまとまります。ちょっと見えづらいですが、黒背景の写真では黒の編み上げブーツを着用しています。ただし、短めの袴だと、足袋+草履で着用するときには足が見えすぎてしまって美しくありません(青背景の写真参照)。



和風メイドっぽいコーディネイト例

※カチューシャについては、こちらのページに各種説明があります。
※写真のエプロンは、K110503レース付サロンエプロンです。



価格と納期(昔の女学生セットA)

サイズ:着物→サイズに応じた仕立て可能(標準的な体型であれば身長データのみで作れます)
    袴→身長でご指定ください
材質:着物→ポリエステル100%
   袴→ウール100%
色:着物→紫系のみ(写真と同じ矢絣模様です)
  袴→紫、紺、緑、エンジ(特にご指定がなければ袴は紫でセットします)
価格:3点セット カートからご確認ください
     ※着物、袴、赤半幅帯の3点セットです(掛衿は付属しません)。
     ※身長によって金額が変わります。
     ※価格は、身長150〜170cm程度ぐらいまでの標準的な女性サイズの場合です。
     ※着物の裏地付き仕立て、小さいあるいは大きいサイズは、メールにてご相談ください。
納期:着物・袴ともに、ご注文後のお仕立てとなります(仕立て上がりの当店在庫はありません)
     ※納期、約3週間程度です。

←3点セット

※1回の注文の総額が3万円以下の場合は、別途送料が加算されます。送料や注文の流れについての詳細は、こちらに記載されています。
※どちららも着物メーカーの品ですので、コスプレ以外にも、和装として着用いただけます。
※きちんと着こなすためには、付属小物もあったほうが良いです。最小限、半幅帯(袴の下につける帯)など「後ろが出っぱる帯状のもの」がないと、袴の後ろ側を固定できません(一例:赤半幅帯3,240円)。セット品には半幅帯と腰紐をおつけしております。半幅帯は、お手持ちの浴衣帯などでも代用可能です。
※着付けを簡略化したい方、ウエイトレス風に近づけたい方は、着物の「半腰」(丈が短い)仕立も可能です(短く作っても、代金は変わりません)。
※上下セットでお買い上げいただいた方には、着付け方法のマニュアルをおつけいたします。
※代金引換で発送できるのは、(原則として)当店に在庫があるお品物、あるいは取寄せ中(製作中)の表示があるサイズのお品物のみとなります。オーダー品は、前払いでお願いいたします。



その他の付属小物のご案内

:巫女の袴と女学生袴は構造が異なり、女学生袴は下に結んだ帯の背中に袴の背面上部をひっかける形で後ろが長くなっているので、ひっかけるための下帯が必要です。お手持ちのゆかた帯等で代用可能ですし、前の上のほうしか見えないので、それらしいものを適当に作ってしまっても大丈夫ですが、後ろが膨らんでいて袴の紐を固定できることが大切です。

襦袢:本当は、下着に当たる襦袢もあったほうが良いですが、絶対に必須というわけではありません。卒業式用ならば、白襟つきの半襦袢はあったほうが望ましいです(着物も裏地付きで仕立てたほうが良いでしょう)。某ウエイトレス風に着るなら、もともと襦袢無しの裏地無しなので、(襦袢も裏地も)無くて構いません。特にご指定がない場合、着物が単(裏地なし)でのご提供ですが、裏地がなくても意外とスケません(モデルは襦袢なしで撮影しています)。寒さやスケが気になる方は、着物の下に着用できる何かを用意なさると良いかも知れません。
 おはしょりが大変だし、袴と着物が重なるので、襦袢を用意する場合は長襦袢よりも半襦袢をお勧めします。半襦袢は巫女用と兼用できます。また、巫女の白衣はもともと下着ですので、白衣をお持ちの方は(サイズが合えば)それを下に着て長襦袢の代用にすることもできます。

掛衿(重ね衿):着物の襟の内側から見えている、赤などの細い襟のことです。外から見ると2枚重ねて着ているように見えますが、実際には、着物の内側から襟だけ縫い付けたり、クリップ状のもので留めてあるだけということが多いです。手ごろな端布を細く折って取り付ければ、同じような働きをします。

ブーツ:なぜか、女学生風は、足袋タイプとブーツタイプの二派に分かれているようです。Wonder Rabbitは、故あって黒のショートブーツを推奨していますが、足袋に草履でも可愛いと思います。蛇足ですが、ブーツをはくときは、足袋のときより袴の丈は短めのものを選んだほうが綺麗に見えるといわれています。

足袋:当店でも取り扱っています(詳しくはカートの足袋のページをご確認ください)。ただ、足袋は普通の着物屋さんなどでも手に入りますし、値段もさほど変わらないので(セール等を利用すれば他店のほうが安いことも…!?)、ご自分で別途ご用意なさってもよいかと存じます。

草履:当店でお取り扱いできる草履は、巫女にセットしている赤鼻緒で合成樹脂のものです。お祭り用といった雰囲気で巫女さんには合っていますが、女学生には向かないと思います。草履は、着物屋さんや履物屋さんなどで御自身で探されたほうが納得のいくものになるかもしれませんね。

補正小物や小道具:着物の本を見ると、なんたら板が必要だの、なんたら紐が必要だの、いろいろ書いてありますが、あるならあったほうがいいかも知れないけれども、格式高い式典に出るとか長時間のお出かけとかでなければ、そこまでは頑張らなくてもなんとかなります。コスプレとか撮影用であれば手近の紐類や端布を利用してそれなりに着付けることができます。あえていうなら、適当なヒモとかクリップとかはいくつか用意しておくて便利かも知れませんが、わざわざ和装専用の高いものを買い揃えなくても、腰紐(ウエストを縛るひも)と袴をひっかける帯さえあれば、あとはなんとかそれらしくなります。



サイズについて

大きいサイズについての補足説明です。身長で170cmぐらいまではだいたい普通サイズで対応できますが、165cmを超えるあたりから(体型にもよりますが)、着物の裄(袖丈)が短く無理のある感じに見えてくることもあります。着物の袖は反物の幅いっぱいまでしか作れないので、大きい方ですと、その分袖丈が短くなってしまうことを覚悟で着用していただくことになります。着物自体はフリーサイズのようなものですから、ある程度の体型差は吸収して着用できます(どうしても大きいサイズで…という場合、お相撲さんの着物のように、2反を使って継ぎ合わせて特注で作ることになりますが、これは金額も馬鹿高くなるし、あまりお勧めはできません)。着物と違い、袴のほうは幅の広い無地の生地から作りますので、大きさの変更(特注)は着物よりは容易です。だいたい170cmを超えるサイズの袴からは特注扱いでの対応となります。金額は要お見積もりとなります(目安としては、身長178cm程度で横幅があまり太くない方の場合で、+5,000円程度の加算という例がありました)。



 ご注文等は、order@wonderrabbit.comからも承ります。